自邸は自分の設計の研究でもあります。
こういうふうに作るとこう見える、こう使われる、こう感じる。
これがあると便利だ、不便だ・・・。
そういう中で一日のほとんどの時間を事務所で仕事をし、
家の方にいる時はたいてい薪ストーブの前にいることに気づきました。
ダイニングテーブルからもリビングのソファからも見えるように薪ストーブを配置しましたが、
実際には自分はより近い位置で炎を眺めていたいようです。
これまで薪ストーブの前にはキャンプ用の適当な椅子を置いていましたが、
予想外の事態に対応して、もう少し座り心地のいい椅子が欲しくなりニーチェアを選びました。
少しだけフレキシブルで、野遊び道具の延長の感があるところが気に入っています。
いまのところ、薪ストーブの周りと庭の季節感だけが少しずつ変わっていってます。